エクスパンダはかなり重いフロート(ヘビーフロート)の部類となり、飛距離を重視した設計になっています
今までシャローフリークを使っていたのですが、飛距離の違いにはビックリしますね
僕にとってエクスパンダは、夕マヅメの尺アジ狙いに欠かせないアイテムとなっています
ヘビーフロートを使ったアジングは、時期やポイントが限られタックル自体も特殊となるため、どのようなロッドやリール、ラインを使えばいいのか迷いませんか?
今回は、エクスパンダの特徴と使い方をお話しし、
そして、
- 飛距離を出すためのロッドの長さと硬さ
- リールの番手とギア
- PEとリーダーの太さ
- おすすめのノット
- リグを組む時に注意したいこと
これらをお話ししたいと思います
エクスパンダの特徴と使い方
エクスパンダは、F(フローティング)とD(ダイビング=シンキング)があります
違いを表にすると、このようになります
フローティング | ダイビング | |
---|---|---|
重量 (g) | 17.8 | 19.0 |
残浮力 (g) | 0.6 | −0.6 |
価格(税抜) | 680 | 800 |
価格の違いは、1.2gのシンキングバランサーの有無てす
エクスパンダは引き抵抗が軽いのが特徴です
風が強かったり流れが速い時は、Dタイプが使いやすくなりますよ
シンキングバランサーについて
シンキングバランサーは上図のように外すことが出来ます
重さは、0.6、0.9、1.2、1.5、1.8gの5種類あります
これを使う事により、沈む速さを調節することができます
例えば、1.2gより軽いバランサーを使うと
- 0.6gではジグヘッドの重さで沈む
- 0.9gでは市販のDタイプよりもゆっくり沈む
こんなことができます
浅くて根がかりしやすいポイントでは有効ですね
1.2gより重いバランサーは、深場狙いや流れが速くてリグをレンジに送り込めない時に使うと良いですよ
最初に買うならダイビングタイプ
先ほどお伝えしたように、
ダイビング(シンキング)タイプは1.2gのシンキングバランサーが付いています
取り外すとFタイプと同じになります
このため最初に買うのはDタイプがおすすめですよ
エクスパンダに適したタックル
エクスパンダのようなヘビーフロートを使う場合、ある程度強固なタックルを使う必要があります
エギングロッドでも代用可能ですよ
ロッドの長さと硬さ
飛距離を伸ばすためには長いロッドを用意します
8フィート中盤以上がおすすめです
硬さは、ルアー最大重量が25gほどあるとキャストがしやすいです
リールの番手とギア
2000番手、2500番手のリールを使います
ギアについては、遠投するのでハイギアのほうが早く巻くことができるのでおすすめです
僕は2000番手のノーマルギアのリールを使っていますが、特に不都合は感じませんよ
ラインの太さ
PEラインは0.5号でフルキャストできます
以前は0.4号を使っていましたが、0.5号の方が安心できますね
リーダーにはフロロラインを使い、張りがあるためライントラブルを軽減することができておすすめです
太さは1.5〜2号を使っています
リグの組み方と注意点
リグの組み方は、リーダーの端糸にフロートを結びつけるFシステムです
上図の白いラインがPEライン、ピンクはリーダーです
フロート用スイベルもあるようですが、手早く組めるFシステムがおすすめです
クインテットノットがおすすめ
ノットにはいくつか種類があります
その中でもクインテットノットは強度があり、30秒程度で組めます
クインテットノットとは、輪っかを作り、リーダーとPEの端糸を5回通して締めつけるだけのノットです
画像で説明すると、
大きめの輪っかを作る(ラインを通しやすくするため)
輪っかにリーダーとPEの端糸を5回通して締めつける
以上となります
フロートは端糸と直結させる
まずは、注意点として
フロートを手軽に交換するためにリーダーの端糸にスナップを付けると、エクスパンダの場合リグが絡まります
シャローフリークの場合はそうでもないのですが‥
そのため、フロートに直接結ぶことがポイントですよ
端糸の長さは15〜20㎝くらいにしています
まとめ
シャローフリークエクスパンダの特徴と使い方、僕が使用しているタックルについてお話ししました
飛距離を伸ばすためには、長いロッドとキャスト切れしない適度な太さのPEラインが必要です
遠いポイントを回遊する大型のアジ狙い用として、エクスパンダは十分に効果を発揮してくれますよ
今回の記事でフロートでの釣りを始めたばかりの人やタックルに迷っている人の参考になると嬉しいです
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