こんにちは、 kakaです。
今回は、アジ、メバル、ガシラをターゲットにしたライトゲーム用PEラインの号数選びについてのお話です。
各々の釣り場環境が違うためどの号数を選ぶかは変わるので、皆様に適した選び方を説明します。
実釣経験に基づき、長年愛用しているPEラインの一つを紹介します。
今回紹介するのは、ユニチカから発売されているPEライン ナイトゲーム®THEメバルPEⅡ です。
今回は使いやすいという観点から、どの号数(太さ)を選ぶべきかをお伝えします。
この記事で言う『使いやすい』とは、ターゲットとなる魚種やどこで釣りをするかが、号数とロッドに見合っているということ、つまり釣りやすいということですね。
それでは始めます。
ナイトゲーム®THEメバルPEⅡ
こちらがナイトゲーム®THEメバルPEⅡです。
スペック
号数 | 0.2 | 0.3 | 0.4 | 0.6 |
---|---|---|---|---|
TEST lb | 2 | 3 | 4 | 6 |
kg | 1 | 1.5 | 2 | 3 |
長さ(m) | 150 | 150 | 150 | 150 |
- 号数は 0.2 0.3 0.4 0.6 の4種類
- 高比重1.18のサスペンドタイプ
- カラーは蛍光イエロー
- 色落ちしにくい特殊加工を施す
- 25m毎にパープルのマーキング付き
僕は 0.2 0.3 0.4 を使用しています。
サスペンドタイプなので、軽いジグヘッドを使用した水深のあるポイントでも使いやすいです。
目立つ色をしたラインですが、色落ちは気になりません。
0.6号はチニング(チヌ釣り)に適しています。
0.2号でも60㎝オーバーのシーバスも釣れるほど強度はあります。
何年も使用していますが、トラブルなく使えています。
使いやすい(適した)号数の決め方
僕はその日の釣行で釣る魚種や釣り方、釣り場の状況に応じて号数を決めます。
一番使いやすい、適した号数を選んで釣りをします。
釣りをする環境は各自違うので、僕の釣行時の号数の決め方を参考にして当てはまる、似ている環境を探してほしいと思います。
メインの号数を決めておく
それでは使いやすいという観点から号数の決め方を説明していきます。
アジやメバルを中心に釣りをする僕は、PEラインは0.2~0.4号、リーダーは1~1.5号を用意しています。
この中でメインにしている号数は
- PEライン 0.3号
- リーダー ナイロン1号
メインにしている理由は
- シーバスやチヌも釣り上げれるほどの強度がある
- いろんなモデル(硬さ)のロッドで使える
選ぶ号数とロッドとのバランスの関係
ロッドとのバランスは非常に重要です。
柔らかいロッドには細いライン、硬いロッドには太いラインが基本です。
僕の基準である0.3号をもとに、0.2号、0.3号、0.4号それぞれに適した釣り場環境で使い分けます。
皆様の釣り場環境は違うので、どれが似ているのか考えてみてください。
それでは各号数の使い分け方を説明します。
使い分け方は、皆様が購入するPEラインの号数の選び方でもあります
釣り場の状況や釣り方、魚種によって使い分けます。
- どのようなポイントなのか
- どのような釣り方をするのか
- 何を釣るのか
- 使用するロッドの硬さは、柔らかい?普通?硬い?
この順番で決めていきます。
こうすることで、釣りのイメージが沸き、どれにすべきかがわかってきます。
主に近距離で釣れる、釣りやすいポイントでの使用になります。
ジグ単メインの釣りです。
軽いジグヘッドを太いラインでキャストすると飛距離が落ちます、そのため細くします。
柔らかいロッドは、重量のあるフロートやプラグの操作が難しくなります。
使用できるロッドの幅が広がり、いろいろな釣り方ができます。
ジグ単や軽いフロート、プラグなどで釣る時は、普通の硬さのロッドを使用すると操作性がいいので釣りやすいです。
硬いロッドは、重いフロートを大遠投するときに使います。ちなみに0.2号はキャスト切れを起こします。
バチシーズンでの外道対策、藻が多いポイントでのメバリングに使用します。
やり取りに時間をかけると、魚が散ったり、藻に絡んで逃げられます。
強引にやり取りするために太くします。
この場合リーダーも1.5号に太くします。
ロッドの硬さを説明します
ロッドの硬さ表現を柔らかい、普通、硬いとお伝えしました。
何のことやらという感じなのでロッドのスペックをみて説明します。
僕はがまかつ宵姫華を長年使用しています。
使用してきた感想から、各号数の時に使用するロッドのモデルとルアーウエイトを表すとこんな感じです。
号数(号) | ロッドのモデル | ルアーウエイト(g) |
---|---|---|
0.2 | AL~L | 0.1~8 |
0.3 | UL~H | 0.1~24 |
0.4 | M~H | 1~24 |
モデルは柔らかい順に、AL FL UL L ML M MH H があります。
重要なのはロッドのモデルです。
- 0.2号 AL FL UL L ML M MH H
- 0.3号 AL FL UL L ML M MH H
- 0.4号 AL FL UL L ML M MH H
対応するモデルが多い『0.3号』は使える幅が広いということを意味し、多様な釣りができます。
号数とモデルが合わないと釣りづらいし、余計なトラブルが発生することがありますよ
ちなみにALとFLは特殊モデルなのでPEラインよりはエステルラインの方がさらに使い勝手がよくなります。
宵姫華のモデル名と読み方、そのルアーウエイトを表にしました。
宵姫華弐は多少違いますが、参考までに。
モデル名 読み方 | ルアーウエイト(g) |
---|---|
AL エアーライト | 0.1~1.5 |
FL フェザーライト | 0.1~3 |
UL ウルトラライト | 0.1~5 |
L ライト | 0.1~9 |
ML ミディアムライト | 0.1~9 |
M ミディアム | 0.7~12 |
MH ミディアムヘビー | 1~18 |
H ヘビー | 1~24 |
まとめ

今回は強度ではなく、各々の釣り環境に適した、使いやすい号数という観点からお話させていただきました。
僕はアジやメバル釣りが多いので、0.2号~0.3号の使用頻度が高いです。
根魚がメインならもう少し太い0.4号~0.6号の使用になるかと思います。
釣り場環境は様々なのでそれに適した号数を探してみてください。
僕の経験からの決め方ですが、参考になったらうれしいです。
ちなみに、PEライン選びと号数選びは別物です。
PEラインを選ぶとき、気にすることは
- 4本編み
- 8本編み
- コーティングされている
- 浮く、沈む
- ラインの色
- 値段
こうなると何を選べばいいのやら…
PEライン選びは種類が多く口コミや評判などで判断しますが、最終的に使ってみないと善し悪しがわかりません。
それに比べ号数選びは、釣り場や釣り方、魚種によって決まるのでさほど苦労しないと思います。
更にロッドとのバランスを合わせることにより、大物とのやり取りが楽になりますよ。
このことを踏まえて号数を選んでみてください。
今回紹介したPEラインはこちら
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