クーラーボックスの価格は、1,000円未満のものから数万円するものまでピンキリです
断熱材の種類は3種あり、どの断熱材が使われるかで保冷力は変わり、価格も変わります
釣り用クーラーボックス選びでは、まずどのような釣行をするのかで決める必要があります
そして保冷力(氷保持時間)は、
実際のところ、クーラーボックスの使い方によって変動します
今回は、
- 断熱材の種類の解説
- ダイワとシマノの氷保持時間の説明
- 実釣した感想
- クーラーボックスの選び方
これらをお話しします
参考記事:アジングでおすすめの小型釣り用クーラーボックスの選び方!カスタムパーツも紹介!
クーラーボックスの断熱材の種類
クーラーボックスは、使われている断熱材によって保冷力が変わります
断熱材の種類は3つあり、保冷力の高い順に紹介すると、
- 真空断熱パネル
- 発泡ウレタン
- 発泡スチロール
価格は真空断熱パネルが一番高く、発泡スチロールが一番安くなります
ちなみにクーラーボックスの重量は、この順番で軽くなります
ダイワとシマノの保冷力(氷保持時間)について解説
シマノとダイワが説明する、氷保持時間 (氷が溶け切るまでの保冷時間) について解説します
シマノとダイワは氷保持時間の説明では、
- 使用する氷の量 ➡ 内容量の20%(シマノ)、25%(ダイワ)
- 室内温度 ➡ シマノは31℃ ダイワは40℃
- 使用している氷 ➡ 角氷(ブロック氷)
このような説明書きがしてあります
断熱材別に氷保持時間をまとめてみると、
断熱材 | 氷保持時間 |
---|---|
真空断熱パネル | 1日半~4日 |
発泡ウレタン | 最大2日 |
発泡スチロール | 1日~1日半 |
このような感じです
実際の氷保冷時側は長くない!その理由は
実際はメーカーが言うほど氷保持時間は長くないです
理由としては、
- フタの開閉を何度もする
- 釣れた魚の温度で氷が溶ける
- 地熱の影響
これらによって氷保持時間は短くなります
発泡ウレタンの12リットルのクーラーボックスを使っているのですが、
流石に3kgほどの氷は重すぎて用意しません!
普段は1kgほどの角氷を用意しています
夏場夕方からのアジングでは、中アジが20匹以上釣ると、短時間であっても氷は溶け切る事があります
外気温の影響や魚の体温、フタの開閉の数が多いと保冷力は下がりますね
メーカーの説明は半分ほどで考えておいた方がよさそうです
クーラーボックスの選び方
それぞれの断熱材がどのような釣行に向いているのかをお話しします
短時間の釣行なら発泡スチロール
発泡スチロールの氷保持時間は一番短いです
短時間の釣行や近場での使用がおすすめです
丸一日使用する場合は、途中で氷を補充する必要があります
発泡ウレタンのクーラーボックスがお手頃
発泡ウレタンは真空断熱パネルと発泡スチロールの丁度中間の保冷力になります
丸一日の釣行でも使うことが出来、価格も手ごろとなりおすすめです
魚の鮮度を重視するなら真空断熱パネルがおすすめ
釣った魚の鮮度にこだわりたいのであれば、真空断熱パネルを使用したクーラーボックスがおすすめです
価格はパネルを使用している面の数が増えるほど高くなります
使われている面の数は、
- 1面 ➡ 底面
- 2面 ➡ 前後の面 (広い側)
- 3面 ➡ 底面+前後の面
- 5面 ➡ 底面+前後の面+両サイドの面
- 6面 ➡ フタを含む全部
このように5つのタイプがあります
この中で、底面にパネルが入っていると地熱の影響を減らすことが出来るので保冷力が上がります
釣り用クーラーボックスまとめ
釣り用クーラーボックスの断熱材の説明と保冷力についてお話ししました
クーラーボックス選びは、どのような釣行をするかで決める必要があります
そして、実際の氷保持時間はフタの開閉や魚の体温、外気温や地熱の影響で短くなりますよ
釣った魚の鮮度を保つには、氷の量を多くしたり途中で追加する必要があります
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