最初に使っていたクーラーボックスは、ホームセンターで20Lほどの安い物を買い、青物やタチウオ、アジやメバル釣りに使っていました
今はアジング用を買い、更にカスタムして使ってますが、やはり違いますね
非常に使いやすくて便利です!
購入する時、サイズ以外に考えたことは
- 備え付けの機能
- カスタマイズがどれだけできるのか
どういうのが便利であり、どうすれば更に使いやすく出来るのか!という事ですね
サイズ選びに関しては、クーラーボックスに
- 氷しか入れない
- 氷以外に飲料水や釣具なども入れる
この2つの違いでサイズが変わります
今回は、
アジング用クーラーボックスの選び方について、
どのような機能を重視して選ぶといいのか
をお話ししたいと思います
内容としては、
まずは一般的な説明となりますが、
- クーラーボックスに使われている断熱材
- アジングに適したサイズ
続いて、シマノとダイワの製品を比較しながら
- 備え付けてあると便利な機能
- 取り付けると便利なカスタムパーツ
こちらをお話しします
今回はアジング用という事で、サイズは20L未満のクーラーボックスについて解説します
そして、最後におすすめの製品も紹介しますのでクーラーボックス選びの参考になると嬉しいです
クーラーボックスの断熱材の種類とアジングに適したサイズ
クーラーボックスは、使われている断熱材によって保冷力が変わります
断熱材の種類は3つあり、保冷力の高い順に紹介すると、
- 真空断熱パネル
- 発泡ウレタン
- 発泡スチロール
価格は真空断熱パネルが一番高く、発泡スチロールが一番安くなります
ちなみにクーラーボックスの重量は、この順番で軽くなります
保冷時間はメーカーの説明より短いと感じる
シマノとダイワが説明する、氷保持時間 (氷が溶け切るまでの保冷時間) について解説します
シマノとダイワは氷保持時間の説明では、
- 使用する氷の量 ➡ 内容量の20%(シマノ)、25%(ダイワ)
- 室内温度 ➡ シマノは31℃ ダイワは40℃
- 使用している氷 ➡ 角氷(ブロック氷)
このような説明書きがしてあります
断熱材別に氷保持時間をまとめてみると、
断熱材 | 氷保持時間 |
---|---|
真空断熱パネル | 1日半~4日 |
発泡ウレタン | 最大2日 |
発泡スチロール | 1日~1日半 |
このような感じです
しかし、僕が使ってみた感想ですが
実際はメーカーが言うほど氷保持時間は長くないです
理由としては、
- フタの開閉を何度もする
- 釣れた魚の温度で氷が溶ける
- 釣りでは角氷(ブロック氷)よりも砕いた氷を使うことが多い
これらの理由からです
氷の場合は、ブロック氷は砕かれた氷より保冷時間が長いです
空気や水に接する面積が大きいですからね
発泡ウレタンの12リットルのクーラーボックスを使っているのですが、
流石に3kgほどの氷は重すぎて用意しません!
夏場夕方からのアジングでは、500mlのタッパー2つ分の氷を入れて6~8時間ほど釣りをします
中アジが20匹以上釣れると、氷はあまり残っていません
メーカーの説明は半分ほどで考えておいた方がよさそうです
真空断熱パネルのクーラーボックスについて詳しく解説
クーラーボックスによって、真空断熱パネルを使っている面の数が異なります
使われている面の数が増えるほど価格は高くなり、
- 1面 ➡ 底面
- 2面 ➡ 前後の面 (広い側)
- 3面 ➡ 底面+前後の面
- 5面 ➡ 底面+前後の面+両サイドの面
- 6面 ➡ フタを含む全部
このように5つのタイプがあります
そして、真空断熱パネルが入っていない面は、発泡ウレタンで断熱されています
アジング用クーラーボックスのサイズは小さめがおすすめではあるが・・
アジングの釣りスタイルによって変わるかなと思います
僕はテトラ帯やゴロタサーフ、ビーチなどでランガンしながら釣りをします
クーラーボックスには、氷しか入れません
そのためクーラーボックスは軽くて小さい12リットルのものを使っています
外道で50㎝ほどのシーバスや中アジが30匹以上釣れたとしても、12リットルのサイズなら十分入りますからね
氷しか入れない人であれば、8~12リットルが使いやすいかと思います
しかし、
氷以外に飲料水や釣具などを入れたい人には、12リットルのサイズは小さいかなと思います
ワンサイズ上を選んだ方がいいかと思います
シマノとダイワのサイズのラインナップ
シマノとダイワではサイズのラインナップが違います
8〜12リットル前後も紹介しておきますね
シマノは、
- 6、9、12、17リットル
ダイワは、
- 6.5,8.5,10,10.5,12.5,15リットル
シマノとダイワではサイズのラインナップ数だけでなく、備わっている機能も違っています
それでは僕的ではありますが、
あると便利な機能について詳しく解説します
アジング用クーラーボックスにあると便利な機能を紹介
僕自身が、これはホントに便利!おすすめしたい!と感じた3つと、僕的には便利に思っている2つを紹介します
これはホントに便利!おすすめしたい!3つの機能は、
- 投入口
- 滑り止めゴム
- 水栓
そして僕が勝手に思っている便利な機能は
- ショルダーベルト
- 取り外し可能フタ
これらになります
シマノとダイワの製品を比べた感想ですが、
アジング用クーラーボックスの機能に関しては、シマノが上かと思います
それではシマノとダイワのクーラーボックスに備わっている機能について解説します
投入口
魚を入れる際にフタを開ける代わりに、投入口(小さいフタ)から魚を入れることが出来ます
クーラーボックス内の冷気を逃がしにくくなります
クーラーボックスに座ったままでも投入口から魚を入れることが出来るので非常に便利ですよ
ちなみに、
シマノとダイワでは、フタに付いている投入口の位置が違っており、
- シマノは、前方右端
- ダイワは真ん中のサイド寄り
このように違います
幅広のメジャーステッカーを張りたいと考えている人は、位置を確認してから購入することをおすすめします
投入口 メーカー比較
- シマノの9・12リットルサイズに常備
- ダイワはクールラインに常備
滑り止めゴム
テトラ帯やゴロタサーフなどでは滑ることなく固定でき、防波堤などで座って釣りをするときには安定するので必需品です
滑り止めゴムは単品で発売されているので、取り付けることも可能ですよ
滑り止めゴム メーカー比較
- シマノの9・12・17リットルサイズには常備
- ダイワは、まちまちです
シマノ クーラー滑り止めゴム
ダイワ CPふんばるマン
水栓
溶けた水を栓をひねるだけで簡単に排出できます
そして、
水栓があると、クーラーボックス洗いもしやすくなりますよ
水栓 メーカー比較
- シマノは、12・17リットルサイズには常備
- ダイワは、25リットル以上からしかついていません
ショルダーベルト
別売りになっていたり、高額なクーラーボックスには備え付けだったりします
好みは分かれるかと思いますが、僕自身は移動がしやすく、両手に荷物が持てるので重宝しています
取り外し可能フタ
クーラーボックスを洗う時、フタが付いたままの状態では洗いにくいです
外すことで隅々まで洗うことが出来るのでおすすめです
あると便利なカスタムパーツ
市販されているカスタムパーツをクーラーボックスに取り付けると、釣りが非常にしやすくなります
カスタムパーツの種類は、ダイワが多くておすすめですよ
沢山あるカスタムパーツの中で、これだけは取り付けておきたい物を紹介します
ロッドホルダー
ロッドを置いて何か作業することは多いかと思います
ロッドホルダーは絶対に付けてほしいアイテムです
2本以上装備すると便利ですよ
ネジで取り付ける場合は、真空断熱パネルには取り付けできません!
気をつけてください
小物入れ
頻繁に使うものやすぐに使いたい物などを入れておくのに便利です
僕は小物入れの中に
- 使用済みワームケース
- 魚を締めるハサミ
- 手などを拭くオシボリ
- フィッシュグリップ
- 携帯灰皿
これらを入れていますよ
このパーツもネジで取り付ける場合は、真空断熱パネルには取り付けできません!
気をつけてください
トレー・プルーフケース
クーラーボックス内でエサや食料、釣具などを区分けするためのものです
エサ釣りもしたい人はあった方がいいアイテムです
僕は時期によってはアジングとタチウオのドジョウテンヤをやります
その時エサと釣った魚が一緒にならないので便利に感じますね
シマノ・トレー
ダイワ・プルーフケース
適合クーラー名と容量があっているか確認が必要となります
メジャーステッカー
クーラーボックスのフタにメジャーステッカーを張っておくと、釣った魚の計測が簡単なのでおすすめです
シマノの12Lサイズを使っているのですが、35㎝程までの計測が出来ますよ
シマノ メジャーステッカー
ダイワ メジャーステッカー
おすすめのクーラーボックスを紹介
シマノ・ダイワ共に良いクーラーボックスがあります
- シマノ フィクセル ライト RS 12L
- ダイワ クールラインα ライトソルト SU1000X 10L
この2つは、初めて購入するには非常にいいかと思います
それではおすすめのクーラーボックスを紹介します
【おすすめ】シマノ フィクセル ライト RS 12L
機能の詳細は
機能 | 詳細 |
---|---|
断熱材 | 発泡ポリスチレン |
重量 | 2.5kg |
投入口 | あり |
水栓 | あり |
滑り止めゴム | あり |
ショルダーベルト | 別売り |
フタの取り外し | 可能 |
ロッドホルダーがセットされており、水栓、投入口、滑り止めゴムもついているクーラーボックスです
フィクセルシリーズは、
- ライトRS 12L 発泡ポリスチレン
- ライト 9・12・17L 発泡ポリスチレン
- ベイシス 9・12・17L 発泡ウレタン
- リミテッド 9・12・17L 3面一体型真空パネル
- プレミアム 12L 5面一体型真空パネル
- ウルトラプレミアム 17L 6面極厚真空パネル+発泡ウレタン
これだけのシリーズがあり、容量が更に大きい物もあります
- 水栓は、9リットル以外に常備
- 投入口は、9・12リットルのみ常備
サイズによってはこのような違いがありますので、選ぶ際には気をつけてくださいね
シマノ フィクセルリミテッド 12L
断熱効果をあげたい人にはこちらがおすすめです
機能 | 詳細 |
---|---|
断熱材 | 3面一体型真空パネル+ 発泡ウレタン |
重量 | 2.9kg |
投入口 | あり |
水栓 | あり |
滑り止めゴム | あり |
ショルダーベルト | あり |
フタの取り外し | 可能 |
3面一体型真空パネルは、底面と前後の面に装備されています
カスタマイズする時は、両サイドの発泡ウレタンの面を使うようにしてください
【おすすめ】ダイワ クールラインα ライトソルト SU1000X 10L
機能 | 詳細 |
---|---|
断熱材 | 1面真空パネル +発泡ウレタン |
重量 | 2.4kg |
投入口 | あり |
水栓 | なし |
滑り止めゴム | あり |
ショルダーベルト | あり |
フタの取り外し | 可能 |
ロッドホルダー2本と小物入れが付属されています
フタは前後どちらからでも開閉が可能となっており、シマノの同サイズにはない機能です
真空断熱パネルを使用していますが、コスパが非常に良くておすすめです
ダイワ クールラインα ライトソルトは、10と15リットルのサイズがあり、
クーラーボックスのタイプは
- 底一面真空断熱パネル+発泡ウレタン
- 発泡ウレタン
- スチロール
3つのタイプがあります
投入口、ロッドホルダー、小物入れは、全タイプに付属しています
ショルダーベルトは、スチロールタイプには付属していません
ダイワ クールラインα/α III TS 1000X 10L
機能 | 詳細 |
---|---|
断熱材 | 3面真空パネル+発泡ウレタン |
重量 | 2.5kg |
投入口 | あり |
水栓 | なし |
滑り止めゴム | あり |
ショルダーベルト | あり |
フタの取り外し | 可能 |
真空断熱パネルを3面に使用しています
コスパがいいクーラーボックスです
ダイワ クールラインα/α III GU 1500X 15L
機能 | 詳細 |
---|---|
断熱材 | 発泡ウレタン |
重量 | 3.2kg |
投入口 | あり |
水栓 | なし |
滑り止めゴム | なし |
ショルダーベルト | あり |
フタの取り外し | 可能 |
Xシリーズには投入口がついており、20L、25Lもあります
シマノの17L以上のサイズには、投入口はついていません
大きいサイズで投入口付きをお求めなら、このクーラーボックスですね
アジング用クーラーボックスの選び方を解説!まとめ
アジング用クーラーボックスの選び方、あると便利な備え付けの機能とおすすめカスタムパーツについてお話ししました
アジングのように、短時間で沢山釣れる魚種用のクーラーボックスを選ぶ場合、どのような機能が便利なのかをお伝えできたかなと思います
備え付けの機能の有無で、便利さや使いやすさが変わります
僕的に備え付けの機能としては、投入口と水栓は外せないですね
投入口は、豆アジングなど魚が入れ食い状態の時は特に便利ですよ
そして水栓は、寒い時期にはクーラーボックスを血抜きバケツ代わりに使う事も出来ます
そして、
選ぶ時の注意点ですが、機能の有無について
例えば、
シマノの水栓は、9Lにはついていない
ダイワのふんばるマンは、同一製品でも品番の違いで付いていない
などです
購入する時は、しっかり調べてくださいね
そして、
クーラーボックスのカスタムもした方がいいですよ
ロッドホルダーは必需品かと思います
小物入れもあると、釣りをスムーズに出来ますよ
かなりの長文となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます
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