アジングのジグヘッドは、重さやヘッド形状の違いだけでも沢山の種類があり、更にフックの形状とサイズを考えるとどれを選べば良いのか迷ってしまいますね
最近のアジングのスタイルは、1g未満の軽量ジグヘッドを使ったジグ単が主流です
しかし、初心者の方がジグヘッドを選ぶ時にこのような軽量なものを選ぶべきなのか?
アジングを始めた頃は、1g未満のジグヘッドは軽すぎて何をしているのかさっぱりわかりませんでした
そのため、釣れない、楽しくない!といった経験を多くしましたね
7年ほど経ち、今では技術や知識も身についてきました
ジグヘッドのヘッドとフック形状の違いを知って最適な使い方などもわかり、今では数釣れるようになってきました^ ^
当時の僕が今の知識を少しでも知っていれば、もう少し釣れたんじゃないかなと思います
今回は、初心者の方にジグヘッドの選び方について
- 重さ
- ヘッドの形状・素材
- フックサイズ・フック形状
これらについて解説したいと思います
軽量ではなく1.2~1.5gのジグヘッドを使う
僕自身の経験上、重さ1g未満のジグヘッドの方が良く釣れます
しかし、初心者の方にはこの重さを使うのは非常に難しいです
まずは1.2~1.5gのジグヘッドでジグ単を操作している感覚をしっかり身につけることが重要です
初心者だった頃の僕はこの重さをいつも使っていましたね
この重さでも問題なく釣れるので、ジグ単での釣りに慣れることが大切ですよ
1.2~1.5gのジグヘッドは、アジングロッド全般で使え、色々なラインでも使える重さかと思います
2g以上の重さになるとフォールスピードが速くアジに食わせにくくなり、柔らかいロッドでは操作がしにくくなります
深場狙いや風が強い時に使うくらいですね
ヘッド形状はスローにフォールする船型がおすすめ
先におすすめを紹介します
それは、船型ジグヘッドです
いくつかあるヘッド形状の中で、船型(コブラ)はフォールスピードが遅いのが特徴です
そして、
ロッド操作でダートさせることも出来るので、アピールさせてからのフォールで食わすといった釣り方が出来ます
船型ジグヘッドで僕がいつも使っているのは、土肥富 フロードライブです
ヘッド形状の種類
ヘッド形状の種類は、
- 丸型・ラウンド型
- 船型・コブラ
- 砲弾・円柱型
- ダート型・矢じり型
4種類あります
ジグ単アジングでは、フォールで食わすため丸型が人気ですね
丸型以外のジグヘッドもフォールで食わすことが出来ますが、他の形状はダートさせたりレンジキープがしやすい等いろいろな特徴があります
詳しく知りたい方は、
アジング・メバリングで使うジグヘッド形状4種類の特徴と釣り方を解説!おすすめも紹介!
こちらを参考にしてください
ヘッドの素材
素材は鉛とタングステン(TG)の2種類あります
市販されているジグヘッドのほとんどが鉛になります
タングステンは鉛に比べて硬くて感度が良く、高価です
基本的には丸型ジグヘッドに用いられています
比重の高いタングステンは鉛と同じ重さでもヘッドサイズを小さくすることが出来るので、アジがジグヘッドを吸い込みやすくなり、深場を狙う時は沈下抵抗を小さくすることが出来ます
いい事ばかりのタングステンですが、鉛よりも1.5倍ほど高価なので鉛素材のジグヘッドがおすすめですよ
フックサイズとシャンクの長さ
フックサイズの表記は、SS・S・M・Lもしく#14~6で表記されています
数字が小さくなるほどフックサイズは大きくなります
- SS=#12
- S=#10
- M=#8
- Ⅼ=#6
一般的にはこのような感じになります
しかし、ここで注意点があり
メーカーによっては表記と実際のフックサイズに違いがある事です
たとえば、ラグゼ宵姫AJカスタムは#4ですが、実際はMサイズと同じくらいです
このような事があるので気をつけてくださいね
おすすめのフックサイズ
では、沢山あるサイズからどれを選べばいいのか?
それは、
どの程度の大きさの魚を釣るのかによってサイズは決まります
サイズ選びの参考として、僕自身は
15㎝程度の小アジから20㎝半ばの中アジを釣ることが多く、SもしくはМサイズのジグヘッドを使い、1.2~2.5インチのワームを使っています
このフックサイズは色々な大きさの魚に対応できるのでおすすめですよ
豆アジを釣るならSS、尺以上ならLサイズのフックになります
シャンクの長さ
シャンクとはヘッド部分からまっすぐに伸びる軸の部分を言います
ワームが装着される部分ですね
この長さが短いものをショートシャンク(画像左)、長いものをロングシャンク(画像右)です
市販されているのはロングシャンクの方が多いかと思います
シャンクの長さは、使用するワームの長さで決めます
グリリンのような1.2インチのショートワームや34オーバルのようにボディ部分が短いワームを使う場合は、ショートシャンクのジグヘッドの方がおすすめです
オープンゲイブフックは初心者向き!
フック形状の違いについて、
針先が外側に向いているのがオープンゲイブフック(画像左)、軸と平行になっているのがストレートゲイブフック(画像右)です
おすすめは、オープンゲイブです
理由は、
アジは吸い込んだエサに違和感を感じると吐き出します
オープンゲイブフックは吐き出される時に針先が口の中に引っかかりやすい形状をしているので、アタリに対して瞬時にアワセを入れなくてもヒットすることが多く、初心者におすすめです
それぞれのゲイブについて、
オープンゲイブフックは、フォールでの釣りに適している
ストレートゲイブフックは、巻きの釣りに適している
フック形状やシャンク、ゲイブについて詳しく解説した記事を紹介します
釣果アップの秘策!アジングジグヘッドのフック形状の違いと使い分け方を解説!揃えるフックサイズは2つでOK!
是非こちらを参考にして下さい
おすすめのジグヘッド
実釣経験からおすすめのジグヘッドを紹介します
フック形状はすべてオープンゲイブフック、ヘッド形状は船型以外もありますが使い勝手がいいですよ
土肥富 フロードライブヘッド
僕自身イチオシのジグヘッドです
ショートシャンクの船型ジグヘッドで、ヘッドの横幅が長く底面が広くなっており、スローフォールすることが出来、引き抵抗も大きいです
フックサイズはS、重さは0.4、0.6,0.8,1.0,1.2,の5種類あります
使用するワームのサイズは1インチ前半から2.5インチまでを使っています
土肥富 レンジクロスヘッド
レンジクロスヘッドはフロードライブと比べると、ロングシャンク、フックサイズはМ、ヘッドの横幅は少々短くなります
2インチ以上のワームが刺しやすいです
重さは、0.6,0.8,1.0,1.3,1.5,1.8,2.0,2.3,の8種類あります
がまかつ宵姫AJカスタム
ショートシャンクでフックサイズはМサイズと同じになります
ヘッド形状は、ダート型と丸型の要素があり、底面はフォール時での水抵抗を受けやすくなっています
ヘッドの横に重さが書いてあり、識別しやすくなっています
アジング初心者が使いやすいジグヘッドの重さと形状、フックサイズ まとめ
初心者が使いやすいジグヘッドの重さと形状、フックサイズについてお話ししました
1.2〜1.5gのジグヘッドは重すぎず軽すぎずでジグ単操作がしやすい重さです
船型(コブラ)ジグヘッドを使うことで主流である丸型よりもゆっくりフォールさせてアジを釣ることができ、オープンゲイブフックを使うことで魚をヒットさせやすくなります
アジングでは2インチほどのワームを使うことが多いので、フックサイズはMもしくはSサイズを用意すると良いですよ
1インチ前半のワームを使うのであれば、シャンクが短いジグヘッドを選びましょう
そしてジグ単の操作についての僕自身の感想ですが、
1g未満を使用してのアジングが流行りではありますが、初心者がいきなり使うのは難しいかと思います
ジグ単専用タックルとして感度と操作性を重視し、柔らかく張りのあるロッドとエステルラインを揃えましたが、軽量ジグヘッドを操作できている感覚はなかったですね
そのため、1.5g前後を使うことが多かったです
そして、段々慣れることでジグ単を操作する感覚やフォールでのアタリがわかるようになり、今では軽量ジグヘッドをメインに使っています
今回は僕自身の経験談から、ジグヘッド選びについてお話ししました
ジグヘッド選びの参考になると嬉しいです
記事内で紹介した参考記事
おすすめのジグヘッドの紹介やジグヘッドの選び方などを解説しています
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